| 弊社のこの日本経済新聞・全国版への広告掲載も、今回で三年目になります。この間にも消費者の日本酒離れは一向に止まらず、大手メーカーは以前にもまして安売り合戦に明け暮れてきました。これまで日本酒の消費を支えていただいた皆様は、高齢化などにより必然的に消費量が減っていきますので、若い日本酒ファンが増えないことには、当然ながら消費の拡大は望めません。
しかし、あいかわらず日本酒については、わかりにくい・どうやって選べば良いのかわからない、と言った声が絶えません。そこで今回の広告では、消費者の方々が日本酒について疑問に思われているテーマを中心に構成いたしました。その結果、若い世代の方や女性からの問い合わせが以前に比べると増えてまいりました。日本酒について理解して頂くための工夫が、まだまだ必要であることを実感した次第です。また、世間で言われている「日本酒の常識」なるものには、間違っていることが少なくありません。今回の新聞広告をご覧になった方から、次のようなお問い合わせを頂きました。「日本酒に添加されているアルコールは石油から造られていると聞きましたが、本当ですか?」もちろん、全くの事実無根です。この他にも、「日本酒は米で造っているのに、米から造ったアルコールを使わないのはなぜですか」というご質問も寄せられました。
これらのお問い合わせに対する回答として、「誤解されている日本酒の世界〈番外編〉」(新聞未掲載)をこの冊子に掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。菊姫は、消費者の皆様に正しい知識を身につけて頂くことで、表示に惑わされない選択眼を持って頂きたいと考えています。
この冊子が、少しでもその手助けになれば、幸いです。なお、日本酒についての疑問やご質問がございましたら、弊社までお寄せ下さい。
この冊子は、2002年11月〜12月にかけて、日本経済新聞・全国版紙上で掲載した広告8回分をまとめたものです。
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