まず、蒸留時の気圧によって、味わいに違いが生じます。
「常圧蒸留」はそのままの気圧で蒸留する方法で、蒸留時の品温が100度と高いために、さまざまな成分が製成されます。濃厚で複雑な味わい、芳醇な香りの焼酎となります。「減圧蒸留」は気圧を下げて蒸留する方法で、沸点が40度にまで下がるために、蒸留時の品温が低くなります。軽く飲みやすい味で、フルーティーな香りの焼酎になります。
また、貯蔵する容器の材質によって、貯蔵後の味わいに差が出てきます。「タンク貯蔵」は「しろもの」とも呼ばれます。容器由来のクセが付きにくいため、香味のバランスはあまり変化せず、自然でなめらかな味に熟成していきます。「樽貯蔵」は独特の「樽香」が付き、個性的な丸みのある味に熟成します。また、樽から溶出する成分により、ほんのりと琥珀色に色付きます。
菊姫の焼酎は、残念ながらまだ市販できる状態ではありません。三年間じっくり熟成させた後に、皆様にお披露目する予定になっています。どんな味に仕上がるのか、今からその時が楽しみです。今までになかった焼酎があなたのお手元に届くまで、もうしばらくお待ち下さい。
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