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菊姫の酒造り

酒米の王「山田錦」吉川町なら「特AAA」

山田錦の生い立ち

現在、日本には二〇数種類の酒造好適米がありますが 山田錦を超える米は未だにありません。 酒造好適米として研究されつくして完成された品種として 今日まで高い評価を得ています。
この山田錦は大正十二年、兵俸県立農事試験場において 母を「山田穂」、父を「短棹渡船」として生まれた品種で その後品種の固定を確認するため歳月を要し 昭和十一年に「山田錦」と命名されました。
それ以降、「酒米の王」として君臨していますが 生育条件の厳しさ、栽培の難しさから 米のなかでも最も作りにくい品種の一つといわれています。 健康に育ったものは穂の長さが長く 1穂に約120粒の大きな米粒が実ります。

菊姫が「吉川産」にこだわるわけ

山田錦は人気が高く 酒造好適米の中でも高価な値段で取り引きされています。 では「ヤマダニシキ」なら何でもよいのでしょうか。
菊姫はそうは考えません。 特A地域指定のなかでも最高ランクに指定されている 別格の「特AAA」地域指定「吉川産」の山田錦を使用しています。 「吉川産の山田錦」にここまでこだわる理由は そこが山田錦誕生の地であるばかりではなく 栽培に最適な気象条件、土、そして何より山田錦一筋に 情熱をもって作り続けてこられた篤農家の方々に恵まれているからです。
菊姫が本当に納得できる最高の山田錦は 吉川産をおいてほかには無いと考えています。 「どのような原料米を使うか」は蔵元の基本姿勢が反映される重要な問題です。 したがって、たとえそれが高価なものであっても惜しむ気持ちは一切ありません。 菊姫は最高の山田錦を使い続けていくことが ファンを決して裏切らない誠実な道の第一歩であると考えています。