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お知らせ

02/20

「酒米の粗タンパクの分析」

お酒の味わいにも影響するお米の粗タンパク。
分析に手間がかかることもあり、当年の造りにはなかなか反映できません。

玄米・白米ともに、次年度に向けた考察のため、いつも造り終盤に粗タンパクの分析を集中して行っています。
玄米であれば、調査圃場の生産者ごとの違い、代表的な入荷米の年度傾向、白米であれば精米パターンの条件検討など、色々な考察をするのに役立ちます。

まずは、重要なロットを平均するサンプルを作成。
 

これらのサンプルは「ケルダール法」、「近赤外法」などの分析で使用します。
何やら難しい名前ですよね・・・。笑
それらの分析は、石川県農林水産研究センターの機器を使用させていただいています。

それぞれの分析は工程が多いもの、分析点数が多いものがあり、2名で3日間かけて行います。

無事に予定通りに分析を終えることができ、なるほどという結果も多々ありました。
今年の造りの総括や来期への対応などに良い活用が出来そうです!!

いつも分析機器などを快く使用させていただいている、「石川県農林水産研究センター」様には、いつもお世話になっています。
この場を借りて改めて感謝申し上げます。
これからもよろしくお願いいたします。