01/04
「あけましておめでとうございます！」
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年も、更なる酒質の向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
お正月も、蔵ではいつも通りの仕込ですが、ちょっと違う部分もあります。
今回は、今年のお正月の様子をご紹介します。
麹室の方は、昭和蔵の方に移ってきました。
正月過ぎに最後の吟醸酒を仕込み終えたら、すぐに次は昭和蔵での純米酒などの仕込に移るためです。
純米酒のための麹は、総破精タイプのものが多く、味わいもさつまイモやクリのように濃厚です。
釜屋さんたちは、今日の蒸しや、洗米の準備。
と、ここで、酒母屋さんが暖気入れ作業に登場。
準備された暖気樽が来て、2人がかりで暖気樽を入れていきます。
醪の方はもう水麹作業が終わって、仕込の準備完了。
明治蔵での仕込も終わりが近づいているので、添桶の一つはもう片付けが始まっています。
正月は、おせち料理とお祝いに少しお酒も飲みます。
お正月の3が日、お昼はお雑煮。その他、おやつに食べつお餅も準備万端。
離れた八幡工場は参拝客の多い白山比咩神社近くにあり、いつも通る道は大渋滞。
裏道をぬって、無事スムーズにたどり着きました。
正月の作業は進んでいきます。