01/16
「大吟醸の搾りが始まりました」
いよいよ大吟醸の搾りの時期となりました。
精米歩合が50%以下の白米の搾りでは、「槽(ふね)」と呼ばれる搾りのための道具を変えて作業します。
※絞り×→搾り◎
槽場が醪の仕込場と離れているので、いったん上槽前の醪をすべて移してから作業します。
醪を酒袋に入れ、時間をかけて搾っていきます。
上槽作業を始めてしばらくすると、荒走りと呼ばれる初めの部分が垂れ壺に流れてきます。
「つらい仕事だなぁ」と笑顔でセリフを言いながら、皆でさっそく味を観ます。
柑橘系の果汁を連想させる、久しぶりの搾りたての大吟醸の味。
今シーズンもいい味に仕上がっています。