05/07
今年の米作りが始まりました
5月に入り、山田錦の産地では今年の米作りの準備が始まっています。
先日吉川町で、「重点調査報告検討会」や種まき作業などを行ってきました。
「重点調査報告検討会」は、村米地区のうちの32圃場に関して、圃場の様子から
玄米の出来までを詳しく調べた結果を基に検討するもので、年1回行っています。
今回は、調査対象生産者の入替があったので、初めて参加された方もありました。
内容が良かった方々への表彰や、各圃場への講評を行いましたが、
生産者の方々も真剣な面持ちで報告に聞き入ります。
今年は「例年より朝晩が冷え込む」との事で、既に山田錦の種蒔きを終えた方々も、
例年より遅い出芽に少しやきもきしているようです。
ゴールデンウィーク後半は天気も良かったので、これから例年並みに暖かくなって、
順調に育つのではと感じられました。
また、生産者のお宅で種蒔き作業をお手伝いして来ました。
田植え機用の育苗箱に籾をまいて、苗の準備をします。
今年は天気は良かったのですが、風が強く少し苦労しました。
菊姫では、吉川町で圃場をお借りして「田植え・稲刈り研修会」を行っています。
田植え機などの機械を使わず、昔ながらの方法で田植えや稲刈りを行うのですが、
この田植えに使う苗の種まきも行いました。
これは苗代苗といって、田んぼの中で大きな苗を育てるやり方です。
今年もいよいよ米作りが始まったな、という実感を抱き、産地を後にしました。
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