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お知らせ

12/24

「吟醸の麹造りも忙しさがピークです(蓋麹も始まりました)」

そろそろ年末が近づいてきましたね。
蔵では、吟醸の麹造りが「蓋麹法」へと替わりました。

早朝の麹室は、他工程で早朝の作業が少ない時などは、手の空いた人が手伝いに
行きます。人数が多いと麹室は大賑わいです。

昼前、その日引き込まれた蒸米はさらしを終え、種きりを行い翌朝まで囲います。
 

囲いを手でほぐし、切返しをかけるまでは「床麹法」と同じですが、その後は
麹蓋に1枚1枚盛っていきます。

盛られた麹は翌朝には栗香が漂う所まで育っています。味もかちぐりと天津甘栗
の中間のような味わいと固さ。良い仕上がりになりそうです。

年明けまでは、こうした作業が続いていきます。