12/21
「白米の水分サンプリング」
精米されたお米は、菊姫では「枯らし」という期間を設けます。
これはお米の水分を安定させるための期間に必要なのです。
水分の変化は精米歩合によって、基本的な傾向はあります。
しかし、その時の気温などにも左右され、また白米ロットによっても差が生まれる場合もあります。
そのため、定期的に在庫白米の水分をチェックしています。
高精白のものほど、枯らし期間は長く取ります。
12月は定期チェックの際の対象ロット(精米歩合、精米号機など)が
一番多くなります。
白米水分の違いは、洗米・浸漬のときの吸水スピードに違いに繋がります。
そのため、事前に部署内で注意点などの案内を行い適切な作業が行われるようにしています。