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「大吟醸の搾りのシーズンです!」
1月中旬より大吟醸の搾りも始まりました。
酒が搾られる槽場(ふなば)に行ってみると、今朝酒袋に入れられて上槽が
始まったばかりのものがありました。
初めは酒袋からの滴りが多いのですが、だんだん少なくなるので、日数を
かけて段階的に荷重をかけて搾っていきます。
搾られた酒が流れてくる垂れ壺の方は、搾りの段階のその時々で微妙に味が
変化してくるので、その都度念入りに確認します。
大吟醸の搾りには日数が掛かりますので、複数の槽(ふね)で搾っていきます。
搾っている隣の槽はもう次の上槽の準備をしています。
搾られたお酒は、滓引き(おりびき)という作業の前に一旦タンクへ。
いつ見ても、この緑がかった金色がとても綺麗だと感じます。
年明けからの昭和蔵の仕込の再開で、昭和蔵の醪も増えてきています。
もうすぐ、大吟醸や超吟と昭和蔵の純米酒の上槽酒が同時にきき酒できる
となります。