04/06
「お酒造りもようやく終わりが見えてきました」
3月も後半になり、皆さんがイメージをされているお酒造り(もろみを搾ったり、
焼酎の蒸留など)の段階は終了しました。
しかし、お酒造りの作業としては、まだ終わっていません。
4月に入っても、最終的な工程は日々進んでいます。
蔵では、清酒の火入れ(貯蔵のための低温殺菌)作業が行われています。
どんどん、生酒の入っていたタンクが空になっていきます。火入後のタンクは、
(低温殺菌の条件を満たしてから)速やかに冷却し始めます。
焼酎の方も、油取りという作業をしている段階です。これは仕上がった常圧蒸留
の焼酎では、旨味成分でもある油性成分のうち、表面に浮いてくるものは将来
香りが悪くなるので、仕上がってからしばらくは定期的に取り除く作業です。
陽気も春らしくなってきて、プラム(白)やアーモンド(ピンク)の花が
咲き誇っています。たらの芽も良い時期を迎えました。
畑も着々と準備が進んで、菜の花なども色鮮やかです。
お酒造りの最終的な終了までもう少しです。