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お知らせ

12/16

「吟醸酒の仕込みも本格的に!!」

少し前まで紅葉で色鮮やかだった鶴来の山々も、今では少しずつ雪化粧が施され、冬らしい表情に変わってきました。
日中の気温もぐっと下がってきて、酒造りで欠かせない洗米や洗い物の作業では、冷たい水に手がかじかむ季節になりました。
そんなときは中野杜氏の作ってくれる暖かい料理が、体をぽかぽかに温めてくれます。

さて、蔵の様子ですが、昭和蔵で仕込んでいた醪(もろみ)は一旦すべて搾り終えました。
そして、今では明治蔵での吟醸酒の仕込みが本格化しています。蔵の中にはたくさんの醪が並び、それぞれが個性豊かな表情を見せてくれています。

また、麹造りでは「蓋麹法」と呼ばれる手間ひまのかかる方法も始まりました。
この方法は品温を細かく調整できるのが特徴で、大吟醸などの特別な仕込みに採用しています。

そして、いよいよ大吟醸の仕込みももう間もなく。
そうなると、気づけば年末がすぐそこですね。少しずつ年末の準備や蔵の大掃除にも取りかからなくてはいけません。
今年もあと少し、頑張っていきたいと思います!