07/06
「呑切(のみきり)きき酒をしました!!」
6月中旬、蔵では「呑切(のみきり)」という作業がありました。
「呑切」とは、タンクや瓶で貯蔵しているお酒を一部抜き取る作業です。
貯蔵されているお酒は低温加熱殺菌をしているので、作業中は用具を
常に洗浄・殺菌を行いながら進めます。
そのため、とても気を使う作業です。
呑切したお酒は様々な成分の分析をします。
分析と同時に、官能検査も行います。
菊姫のお酒は、熟成をさせて旨味を乗せた商品が多いです。
そのため、熟成の具合などもきき酒をして確認していきます。
呑切したお酒の他に、現在の出荷している商品のきき酒も行います。
分析と官能評価が終われば、貯酒の評価、来期の造りに向けた検討などを
行いました。