08/09
「田んぼの調査に行ってきました(穂肥診断期)」
8月初めに兵庫県三木市吉川町の契約産地(村米)に圃場調査のために訪問してきました。
調査日は、気温が35℃くらいあり、とても暑かったです・・・。
日の出とともに圃場を廻り始めましたが、すぐに強い日差しがジリジリと・・・。
この時期は幼穂という穂の赤ちゃんができる時期です。
その大きさを見ると出穂日を予測することができます。
2mm以下だと0.1mm刻みで把握をしたいので、マイクロルーペを使用して
長さを測定します。
もう一つ重要なのは栄養状態の把握です。
こちらはヨード反応や葉緑素計、葉色板などを使用して調査します。
これらを調べることで、「いつ」、「どれくらい」の施肥を後半にすればよいのか判断できます。
圃場を廻っていると生産者の方から飲み物などの差し入れを頂くことがあります。
いつも、ありがとうございます。
美味しそうな黒豆がすくすくと畔で育っている圃場もありました。
一方、ウリ坊が侵入してきている圃場も・・・。
2泊3日で訪問したので、夜は親しい生産者の方達と軽く一杯。暑かったので
ビールも少し・・・。
帰社する前に調査結果や各生産者に向けた、今後の施肥方針を農協の場所を貸していただいて、まとめていきます。
クーラーが効いており、調査日の2日間とは違い天国のような環境でした。
まとめが終われば、書く生産者への書簡を投函し、産地を後にしました。
次は刈り取り前の調査で産地に訪問する予定です。そのころには穂もたくさん
付いている頃なので楽しみです。