07/29
「穂肥診断期の圃場調査訓練」
毎年7月末から8月初めに契約産地のある兵庫県三木市吉川町へ圃場調査のために訪問しています。
コロナ禍になってからの2年間は例年は4名だった調査メンバーを1名にして行っていましたが、今年度は2名で行く予定でその内の1名は3年ぶりの調査です。
この時期の調査は「穂肥診断時期」の調査は重要です。
この調査で難しいのは「幼穂長」、「ヨード判定」、「葉色判定」です。
特に弊社の穂肥診断はマイクロルーペを使用して通常より少し早めに行っているので、そのため判定が難しいのですが、調査は正確にかつ早く行いたい!!
ということで、3年ぶりに調査に参加する社員と来年から調査に参加する新人社員の訓練を八幡工場の敷地内にある田圃で行いました。
調査は2週に亘って行いました。その間にも幼穂長やヨードの値が変化していくためです。
特に幼穂長は2週目の方が大きくなっていて見やすくなっているのですが、やはり新人は「何が幼穂なんですか・・・」と2回目でも初めはちんぷんかんぷん。
こればっかりは何回も経験して覚えていくしかありません。今ではバッチリの3年ぶりに調査に行く社員も4年くらいかかりました。
今年の現地調査からは「結果をもとにした診断や生産者への報告」を3年ぶりに行く社員が今後できるように研修も兼ねたいと思います。