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お知らせ

08/01

「穂肥診断期の圃場調査① ~圃場調査編~」

7月下旬、山田錦の成長を確かめるため、兵庫県三木市吉川町へ2回目の圃場調査に行ってきました。
今回も2日間で23圃場を調査してきました。

この時期は何といっても暑さとの戦いです!!
日が昇ったらすぐに調査を開始するのですが、涼しいのは朝のうちだけ・・・。
9時を過ぎると気温は30度を超えて、もう汗だくです。

そんな中でも、稲の生育状態や栄養状態そして「幼穂」と呼ばれる穂の赤ちゃんなどを細かくチェックしていきます。
この幼穂の大きさなどを調べることで、いつ・どれくらいの肥料を上げればいいかを判断できます。
これを「穂肥診断」と言います。今回の調査はそのために来ています。

通常の穂肥診断よりも早い時期に調査を行うため、幼穂の大きさは0.1mm単位で細かく測定します。
ミスがないように、一つひとつの測定を慎重に進めています。

調査の合間には、産地の方々が「暑いやろ、これでも食べ!!」と冷たいアイスを差し入れてくださいました。
疲れた体に染み渡るおいしさで、本当にうれしかったです。
皆さんの温かさに感謝です。

最終日の3日目は、「姫と語る会 穂肥診断会」を実施しました。
そちらの様子は後日、ブログで紹介します。