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お知らせ

10/20

「精米所は一足お先にフル稼働シーズンへ!!」

精米したお米は、削るほどに水分がぐっと減っていきます。
そのあと少しずつ水分が戻り、しばらく経つと変化が落ち着いてきます。
この期間を「枯らし」と呼んでいて、白米の状態が安定するまでゆっくりと時間を置く大切な工程です。
そのため、実際の仕込みが始まるずっと前から、段階的に精米を進めておく必要があります。

今の蔵は、麹づくりや山廃酒母の仕込みを定期的に行っているくらいで、まだゆったりとした時期。
でも、精米所の方は早くもフル稼働です。

冷蔵庫に保管してあった玄米も、常温に戻すために外へ移動。
5号冷蔵庫の半分ほどを占めていた玄米のスペースも、今ではほとんど空になりました。

冷蔵庫のある2階はひんやりとしていて、まずはそこでじっくりと常温に戻していきます。
その後、順に1階へ移動させて精米へ。

精米機はすでに2台が稼働中で、残り6台の準備も進んでいます。
蔵人さんの一人には、他の蔵人さんよりも少し早く2週間ほど前から来てもらい、精米所の立ち上げを一緒に進めています。