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お知らせ

02/15

「袋吊りでの上槽、そして昭和蔵も再び!!」

年明けから再び昭和蔵で、純米酒の仕込が始まりました。
今では半数近くのタンクが埋まり日々、違った状貌を見せてくれています。


2月上旬は昭和蔵・明治蔵の両蔵の搾りが重なる時期です。
明治蔵で搾られる吟醸酒は、酵母の違いなどで味わいは異なってきますが、どれも繊細で上品な味わい。

昭和蔵で搾られる純米酒は、複雑味があり力強い味わい。
どちらもタイプの違うお酒で利き酒を行うのも楽しみの一つです。

そして先日、出品酒などに使用されるお酒を「袋吊り」と呼ばれる方法で搾りました。
年に数回しかない作業なので、とても緊張します・・・。

袋吊りで滴ったお酒は斗瓶と呼ばれる容器に貯められます。
次の工程までの間は、斗瓶に取られたお酒は置いておかれます。

これから蔵は純米酒・普通酒の仕込や搾りが続きます。
そして明治蔵の醪はすべて搾りが終わりを迎えようとしています。