12/07
「吟醸の仕込みと吟醸の枯らし米」
吟醸酒は、11月中に一部仕込まれていますが、本格的に仕込が続くのは、12月に入ってからになります。
吟醸酒の白米は、精米時間が非常に長いので、菊姫では枯らし期間を長めにとります。
八幡工場には枯らし中の白米が出番を待っています。
吟醸酒を仕込む明治蔵では、一部の吟醸酒や純米酒が仕込まれ、醪本数は増えてきています。
状貌も、仕込み間もない、米粒の感じが強く出ているものから、
少し溶けだして転覆(醪が流動し始める)後の筋泡、
酵母の増殖が盛んになりかけた段階の水泡、
酵母の増殖が盛んな時期の岩泡、
髙泡と、順番に並んでみられるようになりました。
もう少しすると、仕込から上槽までの醪が順番に並ぶようになります。