06/27
「呑み切りきき酒」
6月、蔵では「呑み切り」という作業が行われました。
これは、タンクなどに貯蔵してあるお酒を、一部抜き取る作業です。
タンクのお酒の出入り口を「呑み口」と言うので、その作業名となっています。
タンクの中のお酒は低温加熱殺菌してありますから、呑み切りの作業は、用具を常に洗浄殺菌しながら行う、気を使う作業です。
呑み切りしたお酒は、様々な検査をしますが、今回は官能検査です。
菊姫では、寝かせて旨みをのせた商品が多いので、貯蔵酒も多いです。
ずらっと並べてきき酒しますが、楽しくもありますが、なかなかつらい作業でもあります・・・。
同時に現在出荷の商品もきき酒し、貯酒の評価、来年の造りに向けた検討などを行っていきます。