03/14
「焼酎の仕込みが始まりました」
菊姫では実は焼酎も製造していることを知っている方は少ないかもしれません。
清酒の仕込みが先日で最後となったので、次は焼酎の仕込みを行っていきます。
焼酎は、20年以上前に山田錦の村米(契約産地)を獲得できたことを機に、「山田錦の良さを焼酎でも表現したい」との想いから造り始めました。
一般的な米焼酎と、清酒の中間的な製造方法で、酒母、醪を仕込んでいきます。
↓いつも笑顔の中野さん
清酒同様、味わい重視で造りたいので、白麹、焼酎酵母を使用しています。
モロミの後半では、冷却ではなく、逆に温めたりもします。
また、清酒より仕込温度が高いので、仕込内容によっては仕込水を温めてから仕込を行っています。(3月でもまだまだ寒いです・・・。撮影日の気温は4℃でした。)
3月いっぱいで、今期の焼酎が出来上がります。
仕上がった焼酎は、長期貯蔵され、ブレンド後、商品となっていきます。
様々な原酒を絶妙なバランスでブレンドし、「旨さの黄金比」を見つけだしました。
~加賀の露~
熟成年数・ 3~4年(複数年ブレンド)
アルコール度・ 25度以上26度未満
酒米の王「山田錦」の良さをとことん追求しました。
~加州劒~
原料米・山田錦(兵庫県三木市吉川町・特A地区産)
熟成年数・7年~(複数ブレンド)
アルコール度数・41度
どちらもお米の旨味をしっかり感じられる米焼酎です。