06/18
「山田錦の田植イベント」
6月も中旬となり、契約産地である兵庫県三木市吉川町では山田錦の田植えがおおむね終わった頃となります。
毎年この時期に、契約農家さんの圃場調査(ほじょうちょうさ)と田植えイベントをするため産地を訪ます。
最初に行うのは圃場調査です。
今年は雨まじりの天候で少し苦戦しましたが、所々で差し入れなど頂きながら1日半かけて、土曜日の昼前には無事終わりました。
土曜日の昼からは、日曜日の田植えイベントに向けて苗引き作業を行うことになっていますが、天気が荒れる予報...
すでに風も強くなってきていたので、いる人だけで苗引き作業を先行スタートします。
昼過ぎ、集まってきた人からすぐに作業に参加していただき、ガンガン苗引きを進め、天気が荒れないうちに作業を終了することができました!
苗代跡は再度土を耕して、明日の準備は完了です!
作業終了後、小一時間でいきなり天気が急変。
一時暴風雨のような状態に・・・。作業が終わって本当に良かったです^^;
夜は、楽しい宴会です。農家の方々、酒販店や飲食店の、農協、菊姫社員など、菊姫に関わるさまざまな方々が集まりました。
何年も参加しているような酒販店の方々だと、もうすっかり産地の農家の皆さんとも仲良し(^^) 。
久しぶりの再会で話も盛り上がり、3時間ほどで中締めとなりました。
が、宴会はまだまだ続きます。
というのも金沢から仕事を終えてから出発の方々もいて、その方たちが到着するまでは起きていようか、という人たちもおり、2時間ほどゆっくり飲みながら待ちます。
23時30分をまわる頃、ようやく金沢からの9名が到着。
真夜中のしゃぶしゃぶでひと時おいしいお酒を飲み、明日もあるので、という事で、ここはさすがに小1時間ほどで終了として楽しい宴会が終了しました。
そして翌日、契約産地の上羅さんの圃場をお借りして、「古式 山田錦 田植え・稲刈り研修会」を行いました。
田植え機が普及する前のやり方で、産地での山田錦の田植えや稲刈りを体験します。
朝、前日と打って変わって天気が良く絶好の田植え日和です。田圃に続々と参加者が集合してきました。
上羅さんにご挨拶した後、恒例の苗投げコンテスト。
一人2投でドラコン(どこまで遠く投げられるか)とニアピン(バケツに一番近い人)を競います。
苗投げコンテストが終了後、田植え作業を説明した後、さっそく田植えに移ります。
今年は人数が多いので、木枠を端から端まで並べ、一気にやる事にしました。
ベテラン勢が、初めての人たちをサポートしつつ、共同作業で田植えは進んでいきます。
初めての方も多かったのですが、途中からみんな慣れてきて、最後の方は田植えをしながら記念撮影の余裕も。なかなか良い仕上がりで、田植えは終了しました!
田圃にはカブトエビがいっぱいいます。
その後近くの温泉で汗を流したのち、反省会を行いました。
今年はその場で「昭和42年製造の菊姫の純米酒」も振る舞われました。これは、10年ほど前に蔵の片隅で10本ほど発見され、その後冷蔵されていたものです。
お店の改修祝いに弊社専務から1本頂いていた酒販店の方が、この行事に合わせて「田植えの後皆で味わいましょう!」と提供してくれました。
反省会も盛り上がり、秋の稲刈りでの再会を期して、田植え体験会は終了しました。
ご協力いただいた農家の方、参加いただいた皆様、ありがとうございました。