06/23
「古式 山田錦 田植え研修会」
6月も下旬。山田錦の産地兵庫県吉川町では、田植えシーズンが終わりを迎えます。
村米産地を訪れ、「圃場調査」や毎年恒例のお客様を招いての「古式 山田錦 田植え研修会」を行いました。
圃場調査は、今年は24ヵ所の圃場を廻ります。今回は移植条件の調査です。
土日の田植えイベントの前に、先発隊の製造部社員3人で金曜日から行いました。
6月は既に暑いです。日中をできるだけ避けたいので、調査2日目は朝5時前に、明るくなったらすぐに廻りはじめました。
田圃には、いろいろな生き物がいて楽しいですが、なかなかうまく写真に撮れません。
今回は、ややピンボケ気味の生きた化石!「カブトエビ」だけ紹介します。
分類学的にはミジンコに近いらしいですが雑草などを食べてくれるいい子なのです。
最近、みなさんは生き物に触れる機会ありましたか?
順調に調査も終わり、お昼前に「古式 山田錦 田植え研修会」の下準備。
初日の作業である「苗引き」の準備をし、昼食を頂きながら皆の到着を待ちます。
(#^.^#)<カレーんまぁ~い
お昼過ぎ、参加者が集まり、先ずはお世話になる上羅堯己さんに挨拶です。
その後、翌日田植えをする苗の準備をします。
苗は苗代(なわしろ:田圃内に作った苗床)に植えてあります。
皆で苗を引いて、捌いていきます。
初めての参加者が多く、時間が少しかかりましたが、明日の田植えの準備は万全です。
夜は懇親会ですが、今年はその前に一部の方々で、菊姫の試飲勉強会をしました。
飲食店の方々対象に、様々な商品を試飲しながら、菊姫の特徴全般の説明や、お酒の製造条件による違いを説明しました。初の試みでしたが、好評でした。
懇親会は、生産者、農協、蔵元、酒販店、飲食店の方々、消費者と、お酒にかかわるすべての人が集まっての楽しい懇親会でした!
途中、きれいな夕焼けをはさみ、夜遅くまで宴は続きました。
翌日の田植え、朝、芸人のシャンプーハットのてつじさんも、行きつけの酒販店さんと急遽参戦。
今回は、初めての方が約半数だったのですが、ベテランと初めての方とペアになって頂き作業をしました。
ベテラン勢が作業を引っ張りながら、みんなで楽しく田植えをします。
後半の方では、初めての方に2回目の作業を行って頂き、その間ベテラン勢は上羅堯己さんの他の田圃の差し苗をしました。
2日間、中腰の作業が多く、足や腰にきている人もいましたが、最後はみんな笑顔で田植えを終えました。
また、秋の稲刈りでの再会を楽しみに、今年の「古式 山田錦 田植え研修会」が終了しました。