06/28
「山田錦のポット栽培スタートです。」
特A山田錦の産地 兵庫県吉川町で「古式田植え・稲刈り研修会」を毎年行っていますが、
田植の後、参加の方には「山田錦のポット栽培」をしていただいています。
実際に田植え研修会で苗引きした苗や、必要な肥料を参加者に送り、各自の自宅などで育てて頂いています。
行事に参加のお客様だけでなく、産地の生産者の方々や、弊社専務を始め、参加の菊姫社員もしています。
簡単なポット栽培の方法をお伝えします。
先ずは昨年使用したポット(容器)から土をとりだし
荒く砕いて土づくり資材を混ぜて乾かします。
その後、またポットに戻して、水をいれ、代かきをして田植ポットの完成です。
ポット栽培する方々に配布する苗は、分けつ(成長に伴い、茎が増えること)しているものや、していないものなどいろいろ混ぜて配ります。
各自、自分の好きな条件で植えてもらいます。
今年は、分けつなし、2本になったもの、3本になったものを、各々1本植えしてみる事にしました。
初めは何本か植えておいて、様子の良いものを最終的に残します。
大きな苗なので、初めは葉からの水分蒸散に根からの水分吸収が追い付かず葉が撒いたりしおれたりしたものもあるので少し葉をちぎったり、などと紆余曲折もありましたが、いまは新根も生えたようでさっそく養分を吸って葉色も濃くなってきました。
秋には各々の株を持ち寄って品評会を行います(成績優秀者には、豪華賞品有り!)。