02/01
「新発売!鶴乃里生原酒」
「鶴乃里」が初めて製造されたのが平成15年
ラベルは今とは違って干支ラベルでした。
発売時は申年だったので猿の絵が描かれていました。
干支ラベルは最初で最後の幻のラベルです。
月日は約15年経ち
通常なら10月に発売される菊姫会専売酒「鶴乃里」
皆様のしぼりたても飲んでみたい!という強いご要望を受け、本数は多くないのですが
生原酒を発売させていただくこととなりました!
蔵出は本日2月1日からになります。
※数量限定のため品切れにはご注意ください。
◎【鶴乃里生原酒 味わいコメント】
色調には透明感があり、明るく、淡いイエロー。
香りはバナナ様の落ち着いた果実香の他、(ローストしたものではない、生の)アーモンド様の甘やかな香り(杏仁豆腐のような香り)や稲わらを思わせる香ばしさがほのかに感じられます。
口に含むと上品な甘味と旨味が広がり、鮮烈な酸味とアルコールのボリューム感を伴って、骨格のあるしっかりとした味わいに仕上がっています。
また、この酸味とアルコールが、波がサッと引くような後口のキレにも繋がっています。
「兵庫県三木市吉川町産山田錦」という良質米由来の旨味・エキス分が素直に表現されていて
当社の『山廃純米無濾過生原酒』と飲み比べてみても面白い。
『山生』と『鶴生』、共に力強い味わいだが力強さの質が異なります。
『山生』はマッチョでパワフル、『鶴生』はより筋肉質で引き締まった印象。造りの違いが良く表れていると思います。
(好みもありますが)飲み頃温度は10℃以下がオススメ!
生酒としての香味特長を最も好ましく感じられます。