01/05
とある社員の年越しドキュメント
あけめしておめでとうございます!!
今年初めてのブログ更新です!
今回は、とある菊姫製造部社員( I 氏)の年越しの過ごし方を Pick Up!
2016年は、いよいよ大晦日。
通常、蔵で使うお米は週1回、精米所から蔵に運ぶのですが、年末は2週間分運びます。
なぜなら、年初めは精米所から蔵までの道が「白山比咩(しらやまひめ)神社」への参拝でとても混み合うためです。
2週間分ともなれば、いつも置く米置き場は満杯です。
普段はお米を置かない平成蔵の通路も、吟醸酒の後に仕込む純米酒用のお米でいっぱいになりました。
大晦日の昼食は、早めの年越しそばです。
具だくさんで美味しかったです!
みんなで大掃除もして、新年を向開ける準備はばっちりです。
明日、出麹される麹を見て、帰途につきます。蔵人さんと泊まりの社員には申し訳ありませんが・・・。
そして年が明け、04:00時頃に出社。先ずは精米所に行きます。
途中横切る道路はもう大渋滞! 何とか横断させてもらって一安心。暗闇の中、神社の方だけ明るいです。
精米所でちょっと用事を済ませて蔵に戻ると、蔵のそこかしこでは、もう早朝の作業の前準備が終わっています。
醪へ仕込まれる麹が冷却室から出され、もうセッティングされ、仕込水は温度を安定させるために少し流されています。
醪を見渡すとちょうど大きな玉泡がありました。新年早々、なんかいい気分です。
麹室にいって、今日出麹の麹の様子をチェック。栗香が漂い、いい感じの硬さ、味になっています。
なんかみんなの表情もにこやかです。
いつもと同じ作業ですが、ちょっと違うのは朝食前に全員集まって新年の挨拶があります。
遅れないように急がないと!
そして、朝食。正月三日間は年末にもちつきをしたお餅でのお雑煮が振る舞われます。
大吟醸で乾杯して、蔵の新しい年が始まりました。
本年も菊姫をよろしくお願いいたします。<(_ _)>