06/09
「八幡工場の田植えをしました」
5月の終わり、八幡工場の敷地内にある小さな田んぼで田植えを行いました。
田んぼは2枚だけなのですが、一人での作業はなかなか大変で、3日かけてようやく終えることができました。
1枚目の田んぼは、試験栽培用のもの。苗を1本ずつ、系統ごとに分けて丁寧に植えていきます。
この田んぼでは植える間隔もしっかりと揃える必要があり、慎重な作業が求められます。
気を張りながらの田植えは、思った以上に疲れるものでした。
代掻きまで済んでいた田んぼには、オタマジャクシをはじめ、さまざまな生きものたちが元気に動き回っていました。
そんな様子に癒されつつ、初日は試験栽培の田んぼをなんとか植え終えることができました。
2枚目の田んぼは、少し広め。こちらには、年末のお餅つきに使うシワ餅用の苗を植えていきます。
この苗は、一般的な稲作と同じように3本ずつ植えていくスタイル。
間隔をそろえつつも、リズムよく、スピード感を意識しながら作業を進めました。
田植えの最中には、アメンボやアカハライモリがそばにいて、まるで見守ってくれているようでした。
シワ餅用の田んぼも2日かけて無事に植え終え、苗がきれいに並んだ田んぼを見渡すと、疲れも吹き飛ぶような爽やかな気持ちになります。
とはいえ、腰にはしっかり疲れが残っていましたが……。
もう少しすると、兵庫県の契約産地でお客様をお迎えする田植えイベントも控えています。
今度は皆さんと一緒に、にぎやかな田植えができるのを楽しみにしています。