12/05
「酒米分析⁻北陸支部」
11月中旬、入荷した玄米で精米所はいっぱい。

蔵でも新米の使用が本格化してきたタイミングで、金沢国税局・鑑定官室にて最終の酒米分析(北陸支部)が行われました。
北陸3県の酒蔵、県機関、精米会社など、多くの関係者が一堂に会し、仕上げの分析を一気に進めていきます。
まずは必要な荷物を抱えて鑑定官室へ。これが毎年なかなかの重労働・・・。

3日間の作業のうち、初日は“先発メンバー隊”。
経験豊富なベテランが中心で、手際よくどんどん分析を進めていきます。



2日目は“早出部隊”が、急ぎの工程を最初に担当。
甑の蒸しあがりを待つ間に続々とメンバーが集まり、まずは作業内容の確認から。
班に分かれてスピーディーに作業が進行していきます。


中日となるこの日は懇親会も開催。
こうした“飲みニケーション”も大切で、チームワーク向上には欠かせない時間ですね!!

そして最終日となる3日目。
集まったデータが次々とまとまり、速やかに集計作業へ。
講評用の資料もここで完成していきます。


最後は、今回の結果を昨年までのデータと比較し、意見交換を行いながら
北陸酒造技術研究会会員向けの報告にまとめていきます。
なお、この酒米分析は、サンプルの事前調整を含めると約1か月以上にわたる大がかりな作業。
さらに、多くの方々の情報提供・協力によって成り立っており、その人数は20名以上にもなります。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
