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お知らせ

12/21

「重点調査圃場の玄米の分析」

菊姫で使用している、山田錦の産地(村米:契約地)では、100人ほどの生産者の方が山田錦を作っています。
 
毎年、決まった圃場24箇所ほどで、圃場~玄米までを一貫してみる「重点調査」を行っています。
 今年も、調査圃場の籾や栽培記録が、産地から届きました。
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 届いた籾は菊姫の方で、「籾摺り(モミすり)」、「調湿(分析前に同じ水分に整える)」などをしてから、様々な分析をしていきます。
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 お酒造りの作業が優先ですから、少しづつ進めていきます。
 今は高級酒の仕込みの準備が行われています。
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今のところ、下準備であるモミすりや、調湿がようやく終わり、それぞれのお米の「粒厚分布」を調べるところまで進みました。
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「粒厚分布」は直接の収量(=歩留まり)にも関わる重要な項目です。
 生産者はそれぞれが、お酒造りで言えば杜氏さん。
 いろいろ調べると、やはり同じ年度・産地でも違いが出ます。
 見知った方々ばかりのお米ですので、今から分析の結果がどうなるのか、楽しみです。
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 春までに、残りの分析項目を進めていきます。