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お知らせ

08/02

再び吉川町へ

先日行ったばかりですが、2回目の圃場調査のため
再び吉川町を訪れました。
8月に入ると、山田錦の稲の中で穂の赤ちゃんが出来始めています。
これを「幼穂(ようすい)」と言います。
この時期の幼穂の大きさを調べる事で、いつ頃に穂が出るのか
予測することができます。
 
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夏真っ盛りの時期ですから、日中の圃場はとにかく暑い。
昼食を兼ねた休憩は長めにとって、早朝や夕方など
できるだけ涼しい時間帯を中心に、調査作業を進めていきます。
なんとなく、冬のお酒造りの作業スケジュールに似てますね。
2日間で32箇所の重点調査圃場を回りました。
 
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休憩させていただいた農家さんで、ヤギさんに餌をあげました。
 
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最終日の3日目は、村米生産者向けに穂肥え(ほごえ)診断会を行いました。
この時期の稲の栄養状態を調べることで、
後半に向けて必要な肥料の量が予測できますが、
これを「穂肥え診断」といいます。
個々の圃場は各々少しずつ条件が違いますから、
生産者の方々が持ち寄る株も様々です。
 
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今年は、株の分けつが少し多めなので、豊作の予感がします。
刈り取りの時期まで良い天候が続くことを願って、産地を後にしました。
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