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お知らせ

09/08

「純米ひやおろし本日発売」

本日より純米ひやおろしが発売開始となります。
数量限定のため品切れにご注意ください。 
 

 
【28BY純米ひやおろし 味わいコメント】
色調は透明感のある淡いイエロー
 
 
香りはやや控えめながら、若々しく爽やかな印象です。
酵母に由来するメロンを連想する果実の香りを中心に、カッテージチーズ笹の葉のような爽やかな香りもかすかに含まれ、それらが調和しています。
③口に含むと柔らかく上品な甘味を感じ、酸味が爽やかな印象を与える。
その後は旨味、甘味、酸味と相まって豊かな味わいが口中に広がり、後味にもこのバランスが長く持続します。
 
 
④ひと夏を経て、若々しくフレッシュな状態から、熟成によって味の落ち着きと奥行き感が出始めているといったところ。
熟成酒としての香味の複雑性などはまだ出てきていないため、「兵庫県三木市吉川町産山田錦」という良質米由来の旨味・エキス分が素直に表現されている。
⑤(好みもありますが)飲み頃温度は15~20℃か。10℃前後に冷やしてももちろん悪くない。
温度変化による味わいの違いも楽しんでもらえればと思います。
少し濃すぎる、飲みにくいと感じれば、氷を入れてロックで飲むことをお勧めします。
 
 
 
【ひやおろし】とは
 
 
冬の厳寒期に造り、蔵内でひと夏越して熟成させ、秋口に程よい熟成状態となったところで詰めて出荷するお酒を
「ひやおろし」といいます。
菊姫の「純米ひやおろし」は、ひと夏越したことにより新酒独特の荒さが消え、酸と旨味のバランスが整い、口中で柔らかく上品な旨味が感じられます。
菊姫のお酒の中では比較的熟成が軽めで、原酒ながら柔らかく飲みやすいお酒です。
 
  
 ラベルには季節感漂う杜甫の「登高」という詩を添えました。
古来中国では重陽の節句(旧暦9月9日)に手近な山に登り、菊の花を浸したお酒を飲むことにより厄払いをする「登高」という行事がありました。
今では、私たちの日常生活とは縁遠くなってしまった重陽の節句ですが、今年は「登高」にちなんで「純米ひやおろし」を味わってみる、というのは如何でしょうか。