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お知らせ

11/15

「昭和蔵もモロミが増えてきました」

11月に入り秋もどんどんと深まっていますね。
精米工場から見える山々が紅葉してきて、とても秋らしくなってきました。

10月下旬に蔵人さん達が来てから、昭和蔵では半仕舞(はんじまい)といって、2日に1本のペースで醪が仕込まれています。

醪では三段仕込みといって「添(そえ)」、「仲(なか)」、「留(とめ)」と
三回に分けて徐々に物量を増やしながら仕込んでいきます。
その最後の「留仕込み」では1時間程度、2人で仕込むのですが、最後の方は櫂入れも重くなり、終わるころには汗だくです・・・。

今では醪の本数も増えて、様々な状貌の醪が見られるようになりました。
仕込後、筋泡、岩泡、高泡、引泡、落泡、地と日々状貌が変化していきます。


お酒を搾る「上槽(じょうそう)」は、まだしばらく先ですが、蔵の中は良い香りがしています。
上槽で酒質を確認するのが楽しみです!!